
LOOPWHEELERはかくしてつくられるのエピソード6は、カネキチ工業との歩みです。お付き合いはアイガッド、和田メリヤスの吊り編み機工場ともありますが、カネキチ工業とは一番長く深いお付き合いをさせていただいています。現社長の南方仁太郎氏も20年前の20歳から25歳まではループウィラー千駄ヶ谷で働いてくれていましたから、ファミリーですよね。彼がいたからこそ、吊り編み機のことを理解できたし今ではカシミアまで編めるようになったんだと思います。たゆまない研究開発に技術革新を26年かけて継続してきましたし、これからもさらなる高みを目指して今まで出来なくて諦めていたことを出来るようになるまでしぶとく歩んでゆきたいとまだまだ考えています。エピソード6でも話していますが、吊り編み機でただ編むのでは僕たちは満足していません。もちろん吊り編み機で編まれた生地ですので、良いことは間違いないですがただそれだけなんだと思います。ループウィラーがやりたいことはそこにとどまることではなく常に良いものをつくりたいと壁を乗り越え前にすすむことなんです。ループウィラーの受注会に参加してくださっているみなさんは、わかってくださっていると思いますがどこにもないようなクリエーションをしたいと思っています。みなさんにワクワクしていただけるようなスウェットをつくりたいといつも考えています。情熱と信念を持ってこれからも吊り編みスウェットをつくり続けてゆきたいと思いますので、ご愛顧いただけますと嬉しく思います。@鈴木諭